慶應義塾大学SFCの大学院「日本政治研究」「オーラル・ヒストリー」ゼミです。随時更新します。
大学院ゼミ「日本政治研究」「オーラル・ヒストリ-」
歴史政策学、日本政治史、Political Developmentを主なアプローチに定め、手法に対する理解を養うべく、参加メンバーそれぞれの研究発表を中心にプロジェクトを進めつつ、適宜、日本政治を題材とした最新文献を読みほぐし、メンバーの研究へそのエッセンスを取り込むクラスを実施しています。
大学院アカデミックプロジェクト「学際日本研究」(小熊英二先生、篠原舟吾先生と共担)の一部として、大学院生のほか、研究員・研究生、参加を希望する学部生をメンバーに木曜6限に行っています。
これまでの主な修士論文タイトル
「日本の保育制度から考える中国への示唆―幼保一元化を中心に」
「Comparative Study on Immigrants’ Integration Policy in Japan and Korea」
「日本における自治体発のパートナーシップ政策の動向と課題」(政策・メディア研究科加藤賞)
「日中姉妹都市政策の変容と課題―交流から戦略へ―」
「Creating Japanese Meta-memory in 1990s; Murayama Statement and its Effects」(政策・メディア研究科修了生総代)
「日本の農協改革―伊勢原農協の事例から」
「政治を分かりやすく伝える手法の開発―主権者教育の実践―」
「日本の医療政策から考える中国医療体制改革の実現プロセスと中国への政策示唆」
「Gradual Institutional Change in the Parliamentary Politics Comparative historical study」
「日本の高度人材受入政策から考える中国への示唆―高度人材ポイント制を中心に―」
「戦後日本の戦没者追悼事業:新国立追悼施設はなぜ実現しなかったのか」
「政権交代と税制改革:民主党政権の政府・与党一元化に着目して」(政策・メディア研究科修了生総代)
「日本の農業政策:保護の連続性メカニズム」
「民主党政権と政策転換の頓挫:後期高齢者医療制度の廃止を事例に」
「なぜ政策の根本的転換は起こりにくいのか:意思決定前提概念による国民皆保険政策の説明」(政策・メディア研究科加藤賞)
「”よき聴き手”がつくるつながりの意味:現代日本における聴き手たちの実践にきく」
研究室・大学院所属メンバー
氏名 | 所属 | 研究テーマ |
---|---|---|
正能茉優 | 政策・メディア研究科特任助教 | 小布施町×SFCプロジェクト |
リーベン・ソメン | ルーヴァン・カトリック大学博士課程 | 戦前日本の外務省とメディア |
塙靖幸 | 政策・メディア研究科博士課程 | 戦前戦中の総力戦体制下における農政当局の対応 |
小寺直子 | 政策・メディア研究科博士課程 | こども家庭庁設置法、こども基本法の成立過程 |
三上尚美 | SFC研究所上席所員 | 戦争の記憶とその継承 |
オウ・ロビン | 延世大学大学院(ダブルディグリー生) | 若者の政治参加の日韓比較 |
長谷川護 | 政策・メディア研究科修士課程 | 多文化共生をめぐる地域社会ガバナンス |
研究室卒業生(研究者)
氏名 | 現在の所属 | 在籍時の研究テーマ | 在籍年 |
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張用清 | 南開大学日本研究院博士課程 | 近代日本における貴族院 | 2023-24 |
甲谷勇平 | 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科博士課程 | 組織構成員の主体性変容プロセス | 2019-21 |
金ミンジ | 延世大学校大学院博士課程 | 地方参政権の日韓比較 | 2018-20 |
萩原淳 | 琉球大学人文社会学部准教授 | 近代日本における司法と政治 | 2018 |
マイ・ハートマン | ルーヴァン・カトリック大学日本学科講師 | 国際知的財産法史 | 2016-18 |
小牧奈津子 | SFC研究所上席所員 | 自殺対策基本法の政治過程 | 2016-18 |
キ・ミンヒョン | 延世大学校大学院博士課程 | 日本における記憶と政治 | 2016-18 |
鶴岡聡史 | 元・慶應義塾大学法学部助教 | 知的財産制度と条約改正 | 2012-17 |
小野田亮 | ノボシビリスク国立工科大学講師 | 戦後日本の戦没者追悼事業 | 2013-15 |
ダニエル・ヴォルニク | ルール大学日本学科専任講師 | 逓信省と逓信官僚の歴史 | 2011-12 |
代田七瀬 | ケンブリッジ大学ダウニングカレッジ Director of Studies | よい聴き手とは | 2009-2011 |
三谷宗一郎 | 甲南大学法学部准教授 | 医療政策の制度史的研究 | 2009-2019 |
若林悠 | 大東文化大学法学部准教授 | 首相の権力と閣僚人事 | 2007-11 |
八塚正晃 | 防衛省防衛研究所主任研究官 | 大平政権期の日中外交 | 2007-08 |
訪問研究者(2016年度以降)
氏名 | 本所属(訪問時) | 研究テーマ | 在籍年 |
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黄美恵 | 中国文化大学副教授 (台湾) | 戦後日台関係史 | 2022 |
ゲーバー・メリダ クララ・桃子 | ベルリン自由大学講師 (ドイツ) | ソ連に抑留された日本人 東京の伝統工芸 | 2022 |
ゲーバー・メリダ タリク | ベルリン自由大学助教 (ドイツ) | 明治期北海道における人間動物関係 | 2022 |
マーク・シェファー | ルール大学ボーフム校修士課程 (ドイツ) | 近代日本医学史 | 2020 |
コーレー・ウォレス | ベルリン自由大学博士研究員 (ドイツ) | 日本の若者と選挙活動 | 2019 |
永原宣 | マサチューセッツ工科大学准教授 (アメリカ) | 戦間期日本における在外エリートの 文化的・芸術的営み | 2019 |
リーベン・ソメン | ルーヴェン・カトリック大学博士課程 (ベルギー) | 戦前日本の外務省とメディア | 2019 |
蔡龍保 | 国立台北大学教授 (台湾) | 日本植民地の技術官僚 | 2018 |
ウラス・マティアス・ツァハマン | ベルリン自由大学教授 (ドイツ) | 日本の政治と法思想 | 2018 |
ダニエル・ヴォルニク | ルール大学ボーフム校講師 (ドイツ) | 日本の通信政策史 | 2018 |
アンドレア・レヴァラント | ヴェネツィア大学講師・准教授 (イタリア) | 近代日本の中国イメージ | 2022-24 2019 2017 |
マイ・ハートマン | ルーヴェン・カトリック大学博士課程 (ベルギー) | 日本の翻訳出版史 | 2017 |
セルチュク・エセンベル | ボアジチ大学教授 (トルコ) | 日本・トルコ関係史 | 2017 |
ヤン・シュミット | ルーヴェン・カトリック大学准教授 (ベルギー) | 第一次世界大戦と日本 | 2016 |
カーチャ・シュミットポット | ベルリン自由大学教授 (ドイツ) | 日本人の近代化と時間概念 | 2016 |